2007年08月31日

ベニハナシャリンバイ

暖地の海岸沿いに自生。乾燥や大気汚染に強いことから道路脇の分離帯にも使われます。小さな白い花が、梅の花ににていることから由来した名前。実も鑑賞に楽しめます。奄美大島では大島紬の染料に使われる

ベニハナシャリンバイ
学名:Rhaphiolepis indica var. umbellata
バラ科シャリンバイ属
園芸分類:常緑低木
原産地:
用途:生け垣
花期:5~6月
日照:日当たり
育てやすさ:
花色:白~ピンク
丈:

エリゲロン

小さな小菊をたくさんつけるエリゲロン。夏期も長く、こぼれ種でも良く増えます。足下で可憐な雰囲気を楽しんで。

エリゲロン
学名:Erigeron
キク科エリゲロン属
園芸分類:耐寒性多年草
原産地:北米
用途:グランドカバー、寄せ植え、花壇、ボーダー
花期:5~6月
日照:日当たり
育てやすさ:排水のよい場所。夏の高温多湿には弱い
花色:白~ピンク(藤色)
丈:矮性種 10~20㎝ 高性種 50~70㎝

イソギク

葉の裏が起毛していて、表面に白くふちどりをしたように見え、花のない時期も変化のある多年草。
日本原産であり、管理も楽です。秋には黄色い小さな花が密集して美しい。

イソギク
学名:Dendranthema pacificum
キク科デンドランテマ属
園芸分類:多年草
原産地:日本 房総や伊豆の海岸の崖などに自生
用途:花壇・鉢・グランドカバー
花期:10~11月
日照:日当たり
育てやすさ:丈夫。
花色:黄色
丈:

カメリア

お茶の木です。インド・中国・日本とアジアを中心にお茶の文化がありますが、中国が原産というように言われています。ツバキの仲間ですので、美しい花も観賞できます。

カメリア
学名:Camellia Sinensis
ツバキ科カメリア属
園芸分類:常緑低木
原産地:中国雲南省原産 説が有力
用途:庭木
花期:10~12月
日照:日当たり
育てやすさ:水を好みます。
花色:白
丈:

マザーローデ

春から夏の新芽が鮮やかな黄金色になり変化のあるグランドカバー。
生育が遅めなのでその他のグランドカバーとあわせて使うと良いです。

マザーローデ

学名: J. horizontalis 'Mother Lode'
ヒノキ科ビャクシン属アメリカハイビャクシン
園芸分類:耐寒性針葉樹
原産地:
用途:グランドカバー・ロックガーデン
花期:5~7月
日照:日向または半日日陰 
育てやすさ:丈夫。夏の蒸れや高温乾燥には注意。水はけのよい肥沃な場所
花色:
丈:5~10cm

カシワバアジサイ

円錐形の花と、きれこみのはいった葉が、日本原産のアジサイとひと味違って、最近鉢物でも人気のカシワバアジサイ。花の色が写真のように変わるのや、葉の紅葉も美しく、長い鑑賞期間がもてるのが人気の秘密かもしれません。ホワイトガーデンにはぜひ加えたい植物の一つ。

カシワバアジサイカシワバアジサイ

学名:Phormium tenax
アジサイ科(ユキノシタ科) ハイドランゲア属(アジサイ属)
園芸分類:落葉低木
原産地:北米東南部
用途:花壇・コンテナ・鉢
花期:5~7月
日照:日当たり
育てやすさ:水を好みます。
花色:グリーンホワイト~白~ピンクベージュ(咲き進む変化)
丈:50-150cm

ニューサイラン

すっきりと強いシルエットの葉姿でモダンな印象を作り出します。耐寒温度は-7度程度。
斑入りのものや、葉の色味で選びましょう。
観葉植物としても使われます。

ニューサイラン

学名:Phormium tenax
リュウゼツラン科フォルミウム属
園芸分類:半耐寒性多年草
原産地:ニュージーランド
用途:花壇・アクセント・大鉢
花期:7~8月
日照:日当たり
育てやすさ:排水のよい場所
花色:
丈:1-3m

シナヤマボウシ(ミルキーウェイ)

夏に白い花が咲いているようにみえるヤマボウシ。花びらは実は総包片(がく)です。

シナヤマボウシ(ミルキーウェイ)
学名:Cornus kousa var.chinensis 'Milky Way'
ミズキ科ミズキ属
園芸分類:落葉高木
原産地:北米
用途:庭木・シンボルツリー
花期:4~6月
日照:日当たり
育てやすさ:排水のよい場所
花色:白
丈:

シダレヤポンノキ

イヌツゲの仲間ですが、しだれる枝になんともいえない表情が。
実を鑑賞できます。でも雌雄異株なので、雄木がないと実がつかない場合があります。

シダレヤポンノキ
学名:Ilex vomitoria Pondula
モチノキ科モチノキ属
園芸分類:常緑中高木
原産地:アメリカ南東部原産
用途:庭木・生け垣・シンボルツリー
花期:4~5月
日照:日当たり 半日陰
育てやすさ:
花色:
丈:5m

ヒメイチゴノキ(ストロベリーツリー)

かわいらしいすずらんのような花を楽しむと、苺のような赤いかわいい実がなり
楽しみがいのある樹木です。実は食すことも出来ますが、なんと葉には収斂、利尿、殺菌作用があり、樹皮には、下痢を治す成分が含まれているそうで、薬用にも使われてきた植物です。

ヒメイチゴノキ
学名:Arbutus unedo
ツツジ科アルブッス属
園芸分類:耐寒性常緑低木
原産地:欧州南東部、トルコ、レバノン
用途:生け垣、庭木
花期:5~6月
収穫期:10~2月
日照:当たりから半日陰の場所
育てるポイント:弱酸性の肥沃な土、乾燥には弱いので水を切らさないように
花色:白~ピンク
丈:1~4m

ツボサンゴ(ヒューケラ)

最近人気のヒューケラですが、すらりと伸びる花も花壇に変化をつけてくれますが
なんといってもその葉に特徴があり愛好者が増えています。
葉脈がうきでたようなくっきりとした葉は、花のない時期にも目を楽しませてくれます。

ツボサンゴ(ヒューケラ)Heuchera Peach Flambe

右の写真は、2007年ジャパンフラワーショウで大賞をとった「ヒューケラ ピーチフランバ」

学名:Heuchera sanguinea
ユキノシタ科ツボサンゴ属
園芸分類:耐寒性耐陰性常緑宿根草
原産地:北米
用途:花壇、グランドカバー、シェードガーデン
花期:5~9月
日照:半日陰
育てやすさ:高温多湿に弱いので、夏は涼しい半日陰
花色:白 桃 赤  葉色:緑 茶色 アンバー
丈:10-15cm(花株丈は40-50cm)

チャイニーズホーリー(ヒイラギモドキ・ヒイラギモチ・シナヒイラギ)

冬の実を楽しむヒイラギですが、出回っているヒイラギ類の中では最も強健で
1本でも実がたくさんなりやすいのが特長です。刈り込みに強いが生長は遅いので
生垣にも適しています。

チャイニーズホーリー(ヒイラギモドキ)

学名:Ilex cornuta Lindl. ex Paxt.
モチノキ科モチノキ属
園芸分類:常緑低木
原産地:中国、朝鮮半島
用途:花壇、庭園
結実・鑑賞期:11~2月
日照:半日陰~日当たりを好む
育てやすさ:丈夫、水分は乾燥気味
花色:緑~白
丈:3~4m

パイナップルリリー

パイナップルのような花を咲かせる夏にぴったりの球根植物。学名のユーコミスは属名をエウコミスとも言いギリシア語で「美しい頭の毛」という意味。確かに!花茎の先の小さな葉は髪の毛に見えますね。

パイナップルリリー
学名:Eucomis
ユリ科ユーコミス属
園芸分類:春植え球根
原産地:南アフリカ~中央アフリカ
用途:花壇、鉢植え、グランドカバー
花期:7~8月
日照:日当たりを好む
育てやすさ:丈夫、水分は乾燥気味
花色:緑~白
丈:40cm~1.5m

ニチニチソウ(日々草)

暑さにもめげず絶えず咲き続けるニチニチソウ(日々草)は
真夏の花壇の彩りにかかせないお花です。ただし長雨が続くような時は枯れた葉などは早めに取り除き、花がらもちゃんとつんで、さらに花期を楽しんで下さい。

ニチニチソウ
学名:Vinca rosea.
キョウチクトウ科ニチニチソウ属
園芸分類:春まき1年草(本来は宿根草だが耐寒性がないため)
原産地:マダガスカル、インドネシア、ブラジル
用途:花壇、鉢植え、グランドカバー
花期:6月~9月
日照:日当たりを好む
育てやすさ:丈夫、直根性で苗が大きくなってからの移植を嫌いますので、本葉が5~6枚の頃が定植の適期
花色:白、白に赤目、桃、濃桃、赤

2007年08月30日

アメリカイワナンテン

秋の紅葉が美しいナンテン。
ナンテンといえば、「ナンテン→難を転じる」という解釈から,縁起のよい木として、昔から庭木としても人気があります。アメリカナンテンは葉が細長目で、ふが入りさわやかな印象です。1mほどの高さになり生け垣にも最適

アメリカイワナンテン
学名:Leucothoe walteri'Rainbow'
ツツジ科イワナンテン属
園芸分類:常緑低木
原産地:北アメリカ
用途:花壇、鉢植え
花期:
果期:
日照:半日陰
育てやすさ:丈夫
花色:白
丈:1~1.5m

オタフクナンテン

秋の紅葉が美しいナンテン。
ナンテンといえば、「ナンテン→難を転じる」という解釈から,縁起のよい木として、昔から庭木としても人気があります。オタフクナンテンは、園芸品種で20~50㎝ぐらいの高さになります。グランドカバーとしても。

オタフクナンテン
学名:Nandina domestica cv. Otafukunanten
メギ科 ナンテン属
園芸分類:常緑低木
分布:本州(茨城県以西),四国,九州
用途:花壇、鉢植え
花期:5~6月
果期:10~11月
日照:日当たりを好む
育てやすさ:丈夫、多湿には弱い
丈:20~50㎝

ハゴロモノマツ

日本の松とちょっと違って爽やかな雰囲気を漂わせるハゴロモノマツ。
鉢物で花のついたものもよく出回っています。
オーストラリア産なので、やや乾燥を好みます。洋風の花壇に変化をつけて。

ハゴロモノマツ
学名:Grevillea sp.
ヤマモガシ科グレビレア属
園芸分類:常緑低木
原産地:オーストラリア
用途:花壇、鉢植え
花期:5~6月
日照:日当たりを好む
育てやすさ:丈夫、多湿には弱い

草・花・木 植物ファイル

ガーデンの主役、脇役の植物達を、種類別にまとめてみました!

■つる性植物
  壁やトレリス、オベリスクに絡ませて、立体的なグリーンの空間や目隠しを作り出します。
■地被類(グランドカバー)
  樹木の足下、コンテナの土の目隠し、通路沿いや、デッキの端の角を隠すためになどグランドカバーをうまく使いこなせば、ぐんとお庭の格があがります。といっても、もともと足下に育つ丈夫な植物達ですから、適地であれば手間いらずに自然に広がります。
■球根
  春植えと秋植え球根に分かれますが、植え付けから約半年から一年後にりっぱな花を咲かせてくれる球根は、花壇に彩りを出すかかせない存在。植え付けの楽しさもファンが多い理由。
■灌木(低木)
  樹木の足下に植えたり、生け垣にしたりと庭のフレームワークをつくるのはいつも灌木(低木)達です。中には花の楽しめるものもあり目線の高さで四季を感じさせてくれます。
■常緑中高木
  シンボルツリーや庭の目隠しにかかせない一年中豊かな緑をたたえる樹木。
■落葉中高木
  春の新芽、秋に紅葉、冬に落葉して光を取り込み、四季を感じ風情を醸し出すかかせない樹木。

カロライナジャスミン(花:黄色/良香)

カロライナジャスミン
カロライナジャスミン(花:黄色/良香)
Gelsemium sempervirens.
マチン科ゲルセミウム属
園芸分類:常緑つる性花木
原産地:北アメリカ南西部
用途:庭植え、鉢植え
花期:3~4月
日照:日当たりを好む
育てやすさ:丈夫

春に一斉に黄色の小さなラッパ上の花を咲かせるカロライナジャスミン。
ジャスミンという名はその香りからきていますが、実際にはジャスミナム属ではありません。

つる性植物なので、日当たりの良い庭に植えて、壁に沿わせると2-3年もあれば
すっかり壁を覆ってしまうほどに。

虫もつきにくく、病気にもかかりにくい。これほど手間要らずのつるはないかもしれません。